《ブリテン列王史》(読み)ぶりてんれつおうし

世界大百科事典(旧版)内の《ブリテン列王史》の言及

【アーサー王伝説】より

…このアーサーは,6世紀から12世紀にかけて,サクソン人に征服されたケルト人の王国再興のために再来すべき,伝説的英雄に変容していった。12世紀のジェフリー・オブ・モンマスのラテン語による《ブリテン列王史》は,この伝説化した偉大な王としてのアーサーの生涯を記した最初の重要な作品である。魔法使いマーリンの力で,ブリテン王ウーゼル・ペンドラゴンはコーンウォール公に化け,公の夫人イグレーヌと同衾し,アーサーが誕生する。…

【ジェフリー】より

…イギリスの年代記作者。ラテン語散文による《ブリテン列王史》(1136)の著者。ウェールズ人(あるいはブルターニュ人)の出として生まれ,モンマスのベネディクト会修道士であったとも推定されているが,伝記は不詳。…

※「《ブリテン列王史》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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