ブリンクリー,F.(読み)ぶりんくりー

世界大百科事典(旧版)内のブリンクリー,F.の言及

【日本研究】より

…〈パークスの学校〉とのちに評されたように,E.M.サトーW.G.アストンをはじめ,ミットフォードAlgernon Bertram Freeman‐Mitford(1837‐1916),アダムズFrancis Ottiwell Adams(1825‐89),ガビンズJohn Harrington Gubbins(1852‐1929),ロングフォードJoseph Henry Longford(1849‐1925)など,多くの部下が,それぞれの分野で日本通に仕立てられる。また,この〈学校〉の周辺には,軍属のディキンズFrederick Victor Dickins(1838‐1915)やブリンクリーFrancis Brinkley(1841‐1912),言語学者B.H.チェンバレンらもいた。ただ,これらの〈生徒〉の学習成果は,1870年代前半のころまでは,外交文書やロンドン大学中国語教師J.サマーズの編になる小雑誌などに出る以外は,おもに横浜の日本アジア協会The Asiatic Society of Japanの紀要(1872以降)に掲載される程度で,西欧の読書人層に直接の影響を及ぼすことはまれであった。…

※「ブリンクリー,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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