世界大百科事典(旧版)内のブルケイオンの言及
【アレクサンドリア】より
…市街地の広さは東西約8.4km,南北約1.2kmで,5区に区制されていた(2区はローマ時代の増設ともいう)。王宮,官衙,学園は西半のブルケイオン地区に集中し,東域にはユダヤ人が多く住みついて第4区をつくっていた。正面沖合のファロスPharos島を約1.3kmの大突堤(ヘプタスタディオン)でつないで両側に人工的海湾を得,東側に〈大港〉,西側にエウノストス港(その中に艦隊施設キボトス泊地もあった)をもつ複式港だが,2港の主・副は今日逆転している。…
※「ブルケイオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」