世界大百科事典(旧版)内のブレコン・ビーコン山地の言及
【カンブリア山地】より
…北部・中部のスノードニア山脈,バーウィン山脈などは下部古生層の砂岩,粘板岩からなり,カレドニア造山運動で褶曲山地となった。これに対してブレコン・ビーコン山地を中心とする南部は,古生代後期の旧赤色砂岩が主体で,アルモリカン造山運動の影響を受け,石炭,鉄を埋蔵している。現在はいずれも高度300~800mの隆起準平原となっているが,最高峰のスノードン山(1085m)をはじめ,残丘が各所に突出する。…
※「ブレコン・ビーコン山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」