《ブレニムの戦》(読み)ぶれにむのたたかい

世界大百科事典(旧版)内の《ブレニムの戦》の言及

【サウジー】より

…彼の詩は,エキゾティックで神話的テーマをもつ叙事詩《サラバ》(1801),《マドック》(1805),《ケハマの呪い》(1810),それに議会改革をうたう《ワット・タイラー》(1819)の劇詩が中心である。しかし短詩《ブレニムの戦》は,戦死者の頭蓋骨を子供がもてあそぶ痛烈な戦争風刺で印象的である。現実の人生よりも読書から学んだサウジーには,天才的ひらめきや深遠な思想はないものの,良識と愛情にもとづく温かさがあった。…

※「《ブレニムの戦》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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