ブレント,C.H.(読み)ぶれんと

世界大百科事典(旧版)内のブレント,C.H.の言及

【アングリカン・チャーチ】より

…英国国教会は伝統的に聖職会議Convocationによって意思決定をしてきたが,現在では他の管区にならって,信徒も加えた総会を聖職会議に代わる意思決定機関としている。今世紀に入って教会合同運動が始まると,アングリカン・チャーチはカトリックとプロテスタントの間の橋渡し的存在としての特異な地位を利用して,運動の進展に積極的にかかわり,ブレントCharles Henry Brent,W.テンプルら優れた指導者が教会間の話合いを促進し,世界教会協議会の成立に尽くした。他方ローマ・カトリック教会との話合いも進められ,アングリカン・チャーチの特異な地位を認めた第2バチカン公会議終了後,聖公会=ローマ・カトリック教会国際委員会が発足し,現在までに〈ユーカリストの教理〉(1971),〈奉仕職の教理〉(1973),〈権威の問題〉(1976)に関して合意声明を公表している。…

※「ブレント,C.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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