ブローベック,W.(読み)ぶろーべっく

世界大百科事典(旧版)内のブローベック,W.の言及

【食欲】より

…この場合,体内のエネルギー量を監視するのは摂食中枢ブドウ糖感受性ニューロンである。(4)温度定常説 1948年にW.ブローベックによって提唱された説で,食物が肝臓で代謝されるときの特殊力源作用specific dynamic action(SDAと略称)によって発生する熱(体温上昇)を摂食および満腹中枢の温度受容器が感知して満腹感を発生するという見解である。タンパク質,脂肪および糖質を単独で摂取した場合の特殊力源作用により発生する熱量は,それぞれ摂取熱量の約30%,4%および5%である。…

※「ブローベック,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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