ブンガン教(読み)ぶんがんきょう

世界大百科事典(旧版)内のブンガン教の言及

【カヤン族】より

…耳朶は重いシンチュウ製の輪をつけるため長くたれ下がっており,女性は腕,脚に精緻な入墨をほどこす。民族宗教について詳細なことは知られていないが,隣族クニャー族のそれを革新したものと言われるブンガン教が,第2次大戦後急速に広まった。サラワク州ではカトリック,インドネシアではプロテスタントへの改宗も著しい。…

【クニャー族】より

…発達した社会階層を有し,伝統的には首長,貴族を頂点として五つの身分が認められていた。伝統宗教は鳥占い,豊饒・治療儀礼を軸とし,多くの禁忌を要求するものであったが,1940年代に一人の男が見た夢のお告げによりブンガン教という改革宗教が創始され,急速に広まった。この宗教はキリスト教に対抗しつつ,伝統的な民族宗教を合理化・簡素化しようとするところにその特徴がある。…

※「ブンガン教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む