プラネタリー境界層(読み)ぷらねたりーきょうかいそう

世界大百科事典(旧版)内のプラネタリー境界層の言及

【大気境界層】より

…乱れが生じなければ地面摩擦の及ぶ高さ,すなわち境界層高度は2mぐらいであるが,乱れが生じると数百mから数kmに及ぶことになる。この大気層を大気境界層あるいはプラネタリー境界層planetary boundary layerと呼んでいる。大気境界層のうち,地表面に接する数十mの気層は接地層と呼ばれ,熱や運動量の流束(フラックスflux)が高度によらずほぼ一定とみなされ,風速の鉛直分布は対数法則で近似できる。…

※「プラネタリー境界層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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