プラバラ(読み)ぷらばら

世界大百科事典(旧版)内のプラバラの言及

【カースト】より

…この範囲内での通婚は原則として禁じられるのであるが,南インドでは交叉いとこ婚(母親の兄弟の娘との結婚)が望ましいとされるなど,例外もまた多い。外婚集団にはまた,伝説上の祖先とされる聖仙(リシṛṣi)を同じくする家(ゴートラを同じくする家)と,その聖仙に続く幾人かの家祖の一部を共通にもつ家(プラバラpravaraを同じくする家)がある。これらの家は互いに親族であるとみなされ,実際に血縁関係がない場合でも通婚が禁じられる。…

【仙人】より

…たとえば,アトリを祖とする者は,アートレーヤ(アトリの末)という名前を有する。この名前を,プラバラ名(ないしゴートラ名)という。【宮元 啓一】。…

※「プラバラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む