プランクトンネット(読み)ぷらんくとんねっと

世界大百科事典(旧版)内のプランクトンネットの言及

【プランクトン】より

…プランクトンは大部分が数μmから数cmの小型の生物であり,顕微鏡を用いなければ体の構造はもちろん,その存在さえ確認できないような微細な種類が多いが,傘の径が1mを超すエチゼンクラゲもプランクトンとして扱われる。しかし,実際的,現実的にはプランクトンネットやバケツなどで採集される水中の生物をさすことが多い。近年,移動力の点でプランクトンとネクトンの中間にあるようなオキアミ,サクラエビのような甲殻類,ハダカイワシのような小型魚類などをマイクロネクトンmicronektonと呼び,プランクトン学の一分野として研究されている。…

※「プランクトンネット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む