プルンバギン(読み)ぷるんばぎん

世界大百科事典(旧版)内のプルンバギンの言及

【キノン】より

… 天然には,多数のキノン類が見いだされる。ベンゾキノン誘導体としては,抗菌性をもつフミガチンfumigatin,駆虫性のあるエンベリンembelin,キノコの色素であるアトロメンチンatromentinなど,ナフトキノン系としては,ルリマツリ属の植物の根から得られるエキス(消毒剤とされる)の有効成分であるプルンバギンplumbagin,ビタミンK,ウニの卵に含まれるエキノクロムAechinochrome A,アントラキノン系としては,藍とともに昔から用いられている染料であるアリザリンなどがある。(化学式)【岡崎 廉治】。…

【ルリマツリ】より

…近縁種には赤い花をつけるインドから東南アジア原産のアカマツリP.indica L.や,白い花をつけるインドマツリP.zeylanica L.などがあり,ルリマツリと同じように観賞用に栽植される。またこれらの種の根や樹皮には橙黄色のプルンバギンplumbaginを含有し,インドや中国では民間薬として利用される。栽培は容易で,日当りを好む。…

※「プルンバギン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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