最新 地学事典 「プレシアダピス」の解説
プレシアダピス
学◆Plesiadapis
暁新世後期~始新世前期の霊長類型哺乳類。霊長類とは近縁。北米とヨーロッパから見つかり,15種が報告。上顎大臼歯に,始新世霊長類に認められるナンノピテクス襞(ひだ)(プロトコーンから後方に走る隆線)がある。ただ,霊長類の特徴である母指対向性を示さず,また霊長類が有する平爪ではなく,鉤爪となっている(プレジアダピス類と近縁なカルポレステスは,足に母趾対向性があり,平爪が付いている)。加えて,齧歯(げつし)類のような切歯や歯隙をもつ。
執筆者:名取 真人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

