世界大百科事典(旧版)内のプレート運動の言及
【ウィルソンサイクル】より
…(1)中央海嶺における大洋底の生成,(2)海底と大陸の水平移動,(3)海溝に沿う海底の沈み込みsubductionと島弧の活動,(4)大陸と大陸の接近・衝突と褶曲(しゆうきよく)山脈の形成のそれぞれは,現在の地球上では異なった場所で起こっているが,長い地質時間の間には一つの地域においても,これらはプレート運動のサイクルの一環として繰り返して発生すると考えられる。このサイクルはプレートの運動状態が海底の記録から復元できる過去2億年間ばかりでなく,古生代またはそれ以前(2億年以前)の地質現象にもあてはまる。…
※「プレート運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」