世界大百科事典(旧版)内のプロセスシステム工学の言及
【化学工学】より
… 装置の設計理論を確立した化学工学に残された次の問題は,これらの装置の組合せシステムとしてのプロセスの設計理論を確立することであった。これをプロセス工学あるいはプロセスシステム工学と呼ぶ。プロセスシステム工学は60年代に世界に先駆けて日本で研究が始まり,コンピューターの発達とも相まって大きな発展をとげた。…
【プロセス工学】より
…化学プロセスの計画,設計,制御に関する工学で,プロセスシステム工学とも呼ばれる。化学プロセスは反応,吸収,蒸留などの単位操作から構成されているが,これら個々の要素の設計理論が比較的早くから確立されていたのに反し,これらを組み合わせたシステムとしての設計理論は特別にはなかった。…
※「プロセスシステム工学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」