世界大百科事典(旧版)内のプロペラ単独試験の言及
【水槽試験】より
…長さ200m,幅12m,深さ6m程度の長大な水槽を使用することが多いが,長さ400m以上の大規模なものもいくつか使用に供されている。模型船を一定速度で曳引して模型船に加わる抵抗を計測する抵抗試験,プロペラ単独のトルク,推力などの性能を調べるプロペラ単独試験,模型船を模型プロペラによって航走させたときの船とプロペラの相互干渉を調べる自航試験などが主要なもので,新しい船型の開発には欠かせないが,そのほかに船のつくる波を計測して,造波抵抗を直接算定するための波形解析や,流体の速度を計測する流れ場解析なども広く行われている。(2)氷海水槽試験 水槽水面に結氷させることを可能にした水槽(氷海水槽)を使って,砕氷船などの抵抗や推進効率を調査する試験。…
※「プロペラ単独試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」