世界大百科事典(旧版)内のプロペルジンの言及
【補体】より
…ところが,細菌やウイルスの一部には,抗体がなくても直接補体と反応できるものがあることがわかってきた。これらの細菌やウイルスは,C1,C4,C2とは異なる血清中のタンパク質成分,つまりB因子,D因子,プロペルジンproperdinおよびC3とまず反応し,そのあとでC3(再び),C5,C6,C7,C8,C9と反応していく。このとき,D因子はC1のような,B因子はC2のような,初めのC3はC4のような働きをし,プロペルジンはそれらの反応を増進させるように作用する。…
※「プロペルジン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」