プーシキン劇場(読み)ぷーしきんげきじょう(英語表記)Ленинградский Академический театр драмы им.А.С.Пушкина/Leningradskiy Akademicheskiy teatr dramï im. A. S. Pushkina

日本大百科全書(ニッポニカ) 「プーシキン劇場」の意味・わかりやすい解説

プーシキン劇場
ぷーしきんげきじょう
Ленинградский Академический театр драмы им.А.С.Пушкина/Leningradskiy Akademicheskiy teatr dramï im. A. S. Pushkina

ロシアサンクト・ペテルブルグ(ソ連時代のレニングラード)市の中心街ネフスキー通りにあるアレクサンドリンスキー劇場の旧名称。1937年、詩人プーシキンの死後100年を記念してプーシキン劇場(正式名称「プーシキン記念レニングラード国立アカデミー・ドラマ劇場」)と改称され、1992年まで使われていた。

[編集部]

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世界大百科事典(旧版)内のプーシキン劇場の言及

【ロシア・ソビエト演劇】より

…正称はTeatr rabochei molodyozhi)などに非常に多くの青年男女が参加した。 1920年代も半ばになると,旧帝室劇場であったレニングラードのプーシキン劇場Teatr imeni Pushkinaやモスクワのマールイ劇場Malyi teatrなども力を盛り返し,モスクワ芸術座も22‐24年にわたる外国公演旅行から帰り,演劇界全体がにぎわいを見せ始めた。その一因は激動の時代を図式的にではなく,人間を通して描く戯曲が書かれ始めたことで,例えばマールイ劇場のトレニョフ作《リュボーフィ・ヤロバーヤ》(1926),芸術座のブルガーコフ作《トゥルビーン家の日々》(1926),労働組合モスクワ市ソビエト劇場のビリ・ベロツェルコーフスキー作《暴風雨》(1925),メイエルホリド劇場のエルドマン作《委任状》(1925)などがその好例である。…

※「プーシキン劇場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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