世界大百科事典(旧版)内のプースの言及
【ギリシア音楽】より
…その記譜法にはフェニキア文字といわれる古いアルファベットを用いた器楽記譜法と古典的なギリシアのアルファベットを用いた声楽記譜法の2種類あり,一種のタブラチュア譜であった。またリズムは詩の韻脚(プースpous)と同一名でよばれるが,ダクテュロス(2拍子系),イアンボス(3拍子系),パイオン(5拍子系)が基本であった。【片桐 功】
[近代ギリシア]
現代のギリシア人は人種的にも文化的にも古代ギリシア人の直接の後裔ではなく,むしろスラブやトルコ系の混血の結果であり,その音楽や舞踊も古代ギリシアのそれが連綿と伝承されているわけではない。…
※「プース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」