ヘイ=ブノー・バリーリャ条約(読み)へいぶのーばりーりゃじょうやく

世界大百科事典(旧版)内のヘイ=ブノー・バリーリャ条約の言及

【ヘイ=ポンスフォート条約】より

…イギリスに対し,運河の共同建設を定めたクレートン=バルワー条約(1850)の廃棄を要請し,アメリカが単独で運河を建設し運営に当たる新条約の締結を求め,イギリスは運河の自由航行と平等課税方式によりこれを認めた。本条約締結後,アメリカはさらに地峡地帯を永久に租借できるようコロンビアと交渉し,同国の反対にあうやパナマ独立運動を画策し,1903年,新たに独立したパナマとヘイ=ブノー・バリーリャ条約を結ぶ。これらの条約によりアメリカは運河建設に着手し,以後カリブ海の制海権を確保し,世界的膨張政策展開の布石とした。…

※「ヘイ=ブノー・バリーリャ条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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