世界大百科事典(旧版)内のヘコギムシの言及
【ミイデラゴミムシ】より
…成虫は夜間,地上を歩いて昆虫をはじめ,各種の小動物を捕食する。とらえると肛門からプッという音とともに刺激臭のある液体を霧状に噴射するのでヘッピリムシ,ヘコギムシとも呼ばれ,英名もbombardier beetleという。肛門近くの袋にヒドロキノンと過酸化水素を蓄え,危険にさらさせると,この二つの物質が混ぜ合わさり,発生したガスの爆発音とともにベンゾキノンという化学物質を噴射する。…
※「ヘコギムシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」