ヘス,G.H.(読み)へす

世界大百科事典(旧版)内のヘス,G.H.の言及

【化学】より

…熱化学と電気化学がそのなかで最も早く登場した。ヘスGermain Henri Hess(1802‐50)は,反応熱はその経路によらないという〈ヘスの法則〉を発見(1840)した。1878年にはアメリカのJ.W.ギブズが,その間になされた熱力学の進歩をふまえて,化学反応にエネルギー面を規定する〈自由エネルギー〉の概念を導入した。…

【ヘスの法則】より

反応熱の大きさは,その反応の初めの状態と終りの状態が定まれば,途中の道筋のいかんによらない,という熱化学上の重要な法則。エネルギーが保存されることを主張する熱力学第1法則が確立する以前の1840年に,スイスのヘスGermain Henri Hessによって,実験的に見いだされたもので,〈総熱量保存の法則〉とも呼ばれる。この法則により,熱量変化を含めた熱化学方程式の加算,減算が可能になり,直接測定の困難な反応熱を別の反応熱データを用いて算出することができる。…

※「ヘス,G.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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