世界大百科事典(旧版)内のヘミングシュテットの戦の言及
【ディートマルシェン】より
…ユトランド半島南西岸にあり,エルベ川とアイダー川にはさまれた地域。現在のドイツのシュレスウィヒ・ホルシュタイン州の西部海岸地域。 ディートマルシェンは湿地帯によってドイツ本土からさえぎられ,地理的に独立していたが,政治・国制史のうえでもドイツの他の地域とは異なった歴史を歩んできた。すでにカロリング朝のもとでハンブルク・ブレーメン大司教の伝道によってキリスト教に改宗し,伯領として帝国に編入されていたが,その支配は貫徹せず,住民の抵抗にあって,中世末期までこの地はほぼ独立状態を保った。…
※「ヘミングシュテットの戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」