ヘラスコフ,M.M.(読み)へらすこふ

世界大百科事典(旧版)内のヘラスコフ,M.M.の言及

【ロシア文学】より

…(2)古典主義 エカチェリナ2世(在位1762‐96)の治世下,他の芸術分野と同じく文学においても,バロックの大げさなスタイルは後退し,古典主義的節度の時代が始まった。悲劇作家スマローコフ,叙事詩人ヘラスコフMikhail Matveevich Kheraskov(《ロシアーダ》1779),喜劇作家フォンビージン(《親がかり》1782)が代表的な作家である。18世紀最大の詩人デルジャービンは古典主義の規則を無視し,バロック的な荘重な文体を好む一方で,イギリス〈墓地派Churchyard school〉(T.グレー,ヤングなど)の影響下にロマン派に接近する。…

※「ヘラスコフ,M.M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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