世界大百科事典(旧版)内のヘルキュリナの言及
【特異小惑星】より
…木星の引力による摂動の影響と考えられているが,どうしてある場所では群をつくり,ある場所では空隙となるか理論的な解明はなされていない。(6)532番ヘルキュリナはその背後を恒星が通過するいわゆるえんぺいの現象の際,恒星が小惑星に潜入する予想時刻の約90秒前に,約5秒間恒星の光が消えるのが観測された。このような現象は直径200kmの本体の近くに直径50kmの小惑星を伴っているとすれば説明できるので,二重小惑星ではないかと考えられている。…
※「ヘルキュリナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」