世界大百科事典(旧版)内のヘンドリックの言及
【オラニエ=ナッサウ家】より
…14~15世紀,つぎつぎにネーデルラント地方の領土を得,ブレダに居城を構え,ブルゴーニュ侯に仕えてこの地方随一の名門貴族となった。16世紀前半,ナッサウ家の長男ヘンドリック(ハインリヒ)3世はネーデルラントを含むライン左岸の領地を相続し,ハプスブルク家に仕え,結婚により南仏オランジュOrange(オラニエ)公領を手に入れた。次男のウィレム(ウィルヘルム)はライン右岸領すなわちナッサウ家伝来の領土を得た。…
※「ヘンドリック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」