世界大百科事典(旧版)内のヘードリアンズ・ウォールの言及
【ペナイン[山脈]】より
…しかし石炭層が露出する南部山地山麓のヨークシャー,ランカシャーには炭田が立地し,シェフィールド,マンチェスターを核に工業地帯を形成している。先史時代のストーン・サークルなど遺跡も多く,ローマ時代には北端のタイン川低地を横切るヘードリアンズ・ウォール(ハドリアヌスの防壁)も建設された。ダービーシャーの山地では古来,鉛の採掘が行われていたが,産業革命以後は炭田開発が中心となり,また山中の貯水池は工業地帯の水源となっている。…
※「ヘードリアンズ・ウォール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」