ベイツ,E.(読み)べいつ

世界大百科事典(旧版)内のベイツ,E.の言及

【コネクショニズム】より

… このようにコネクショニズムは,認知科学における意味や表象の概念や学習の概念を根本的に問い直してきたが,今後の新しい展開として,神経系ネットワークの中でのつながり中心のモデルから,人間を含む世界を形成する,より広いシステムの中での多様なつながりを発見していく方向に進むであろう。たとえば,やはりサン・ディエゴ認知科学研究所のエルマンJ.ElmanやベイツE.Batesらの発達過程の研究では,発生過程や免疫システムとも関連して,人間と外界とを,絶えざる相互作用を及ぼし合いながら常に変化を続ける時空間パターンを作り出す,動的な生命システムとして捉え直しつつある。それにともなって,人間の意識的知的側面だけでなく,それらの基盤をなす感情システムや生命システムを含むより全体的なつながりの理解へと研究の焦点が移っていき,オートポイエーシスやスーパーシステムなどの理論とのつながりも一層重要になってくるであろう。…

※「ベイツ,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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