ベイン,J.R.(読み)べいん

世界大百科事典(旧版)内のベイン,J.R.の言及

【解熱鎮痛薬】より

…しかしキニーネの解熱作用に対する信頼感は,多分に激烈な発熱性疾患であるマラリアに対する特効薬的な効果に由来するものであったし,一方では副作用が比較的に多彩な面もあるので,今日では単純な解熱の目的ではあまり使われなくなっている。
[アスピリン様薬物]
 1981年度のノーベル生理・医学賞を受けたイギリスの薬理学者ベインJohn R.Vaneの提唱(1971)に従って,アスピリンおよびアスピリンと同じようなメカニズムにより解熱・鎮痛・抗炎症作用を発揮するとみなされる薬物群をアスピリン様薬物という総称で呼ぶようになってきた。この部類に属する薬物を化学構造からみると実に多彩であるが,これらはすべてシクロオキシゲナーゼという酵素を阻害し,プロスタグランジン・トロンボキサン類の生合成を抑制することにより,本質的に共通の薬理作用を発現するという考えが支配的となっている。…

※「ベイン,J.R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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