ベエルゼブブ(読み)べえるぜぶぶ

世界大百科事典(旧版)内のベエルゼブブの言及

【ハエ(蠅)】より

… 古代メソポタミアにおける病気と死の神ネルガルの象徴はハエである。ペリシテ人の都市エクロンの神ベエルゼブブBeelzebub,バアル・ゼブルBaal‐Zebul,あるいはバアル・ゼブブBaal‐Zebubは〈ハエの神(主)〉とよばれ,ハエを制御して人間をハエから守る神であるという。バアル・ゼブブというのは,イスラエル人がシリア・カナン地方の豊穣神バアルを軽蔑して呼んだ名で,バアルは,いけにえにした動物に群がるハエの大群から生じた神であるという。…

※「ベエルゼブブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android