世界大百科事典(旧版)内のベツレヘム会議の言及
【ドシテオス】より
…ギリシア人。宗教改革ののち東方正教会に入りこんだカルバン派の影響力を排除するため,正教会の教義を成文化することを試み,1672年にエルサレムで開いた主教会議(ベツレヘム会議)で他の総主教の協力を得て,後代《ドシテオスの信仰告白》の名で知られる教書を採択させた。これは,プロテスタント神学を論駁(ろんばく)するためにカトリック神学の方法と用語に頼りすぎたとして,ロシア正教会などから非難された。…
※「ベツレヘム会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」