《ベトナム亡国史》(読み)べとなむぼうこくし

世界大百科事典(旧版)内の《ベトナム亡国史》の言及

【ファン・ボイ・チャウ】より

…1885年のバンタン(文紳)蜂起の失敗後,中国の変法思想や西欧思想の中国語訳本に親しみ,皇族盟主の擁立,外国援助による抗仏運動を計画した。1904年クオン・デ(彊)を盟主として維新会を結成,翌年渡日して《ベトナム亡国史》を著し,滞日中の梁啓超や在野の大隈重信などにベトナムの窮状を訴えた。またドンズー運動(日本遊学運動)を起こしてクォンデらを日本に呼びよせ,新越南公憲会を組織した。…

※「《ベトナム亡国史》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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