世界大百科事典(旧版)内のベリチコビッチ,V.の言及
【ユーゴスラビア】より
… 西欧近代の周辺に位置するユーゴスラビアでは,アカデミズムの伝統を知らないところから柔軟な創意による大胆な成果が生まれる可能性があり,現代建築やナイーブ派の絵画,また活発な演劇活動にそれがうかがえる。パリで制作するセルビア出身でデッサン力を誇るベリチコビッチVladimir Veličković(1935- )や,モンテネグロ出身でパリでデュビュッフェに認められたジュリッチMiodrag Djurić(通称ダドDado。1933- )ら,作風はまったく異なるが,技法や観念にとらわれない自由さをみせる点で共通している。…
※「ベリチコビッチ,V.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」