世界大百科事典(旧版)内のベルトドライブ方式の言及
【レコード】より
…また,ワウやフラッターとよばれる回転ムラが少ないということもたいせつな条件である。ターンテーブルをドライブする方法として,ターンテーブルの外周に,ゴム製のアイドラーが接してモーターからの回転力を伝えるリムドライブ方式,モーターからの回転力をゴム製あるいはテフロン製のベルトによってターンテーブルに伝えるベルトドライブ方式,モーターによって直接ターンテーブルを回転させるダイレクトドライブ方式などがある。
【4チャンネルステレオ】
4チャンネルステレオにはディスクリート方式とマトリックス方式があり,4チャンネルステレオとして楽しむには,4系統分のアンプとスピーカーのほかに,前者には専用の針と復調器(デコーダー)が必要であり,また後者にはマトリックスのデコーダーが必要である。…
【レコードプレーヤー】より
…レコードの溝に刻まれた音を針先の機械的な振動として拾い出し,これを電気的な信号に変換して増幅器に送るための装置。円盤再生機ということもある。レコードとは広い意味では〈記録されたもの〉であり,円盤に溝を切って機械的に記録したディスクレコードと,テープに磁気的に記録したテープレコードに分けられるが,日常的には前者を単にレコードと呼ぶことが多い。またプレーヤーは記録(録音)の機能をもたない再生(演奏)専用の装置で,電気信号を出力として増幅器へ接続して使用され,これ自体は増幅器やスピーカーを含まないのが一般的である。…
※「ベルトドライブ方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」