ベルナール,É(読み)べるなーる

世界大百科事典(旧版)内のベルナール,Éの言及

【象徴主義】より

…91年,フランスの美術批評家オーリエGeorges Albert Aurier(1865‐92)は,初めて絵画に対して〈象徴主義〉という言葉を用いたが,その主張の根拠になったのはゴーギャンであった。ゴーギャンは主題よりも画面構成や色彩によって象徴主義を実践しようとし,ベルナールÉmile Bernard(1868‐1941)らとブルターニュのポンタベンでクロアゾニスムcloisonnismeを創始した(ポンタベン派)。これは,画面の事物を線で区切り,その中を平塗りする技法である。…

【ポンタベン派】より

…ゴーギャンの《説教のあとの幻影》(1888)は,その代表的作例。ゴーギャンを別にすれば,おもな画家として,ベルナールÉmile Bernard(1868‐1941),ラバルCharles Laval(1862‐94),セリュジエ,メイエル・デ・ハーンJacob Meyer de Haan(1852‐95),セガンArmand Séguin(1869‐1903),フェルカーデJan Verkade(1868‐1946),フィリジェCharles Filiger(1863‐1928)等があげられる。個々の画風の違いはあるものの,浮世絵版画,エピナル版画,ステンド・グラス等から想を得た〈クロアゾニスムcloisonnisme(区分主義)〉――隈取りのある平坦な色面を主体にした画面構成――により,宗教性と装飾性を調和させた内省的かつ音楽的な画面を目ざした点に大きな特徴がある。…

※「ベルナール,É」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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