世界大百科事典(旧版)内のベルニエ,P.の言及
【ノギス】より
…本尺目盛とバーニヤ目盛を組み合わせ,本尺目盛の読取りを正確にした構造の測長器には,ノギス,ハイトゲージ,デプスゲージなどがある。ノギスはフランス人ベルニエPierre Vernier(1580‐1637)によって発明された。ノギスの名称はバーニヤ目盛の方法を発明したポルトガルの数学者ノニウスPetrus Nonius(1492‐1577)からきたものといわれている。…
【バーニヤ】より
…本尺の目盛をさらに細分して読取精度をよくする補助目盛である。バーニヤの目盛方法は1542年ポルトガルの数学者ノニウスPetrus Nonius(1492‐1577)が発明し,これを1631年に正確に読取りのできる構造にしたのがフランスのベルニエPierre Vernier(1580‐1637)である(ベルニエの英語読みはバーニアー)。もっとも一般的に使用されている普通バーニヤは本尺の(n-1)目盛をn等分したものである。…
※「ベルニエ,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」