世界大百科事典(旧版)内のベルフニャヤ・ツングースカの言及
【アンガラ[川]】より
…バイカル湖南西端に近い湖尻にはじまり,北東に流れてイルクーツク盆地をよぎり,深い峡谷に入ってブラーツク貯水池,ウスチ・イリムスク貯水池,ボグチャンスクを過ぎ,エニセイ川の右岸に流入する。この下流部分はベルフニャヤ・ツングースカ川と呼ばれていた。年平均流水量はイルクーツク水力発電所で1700m3/s,エニセイ川合流点で4500m3/s。…
【エニセイ[川]】より
…上流部ではサヤン,クラスノヤルスクなどの巨大な水力発電所も建設されている。交通路としての役割も大きく,右岸の支流ニジニャヤ・ツングースカ,ポドカメンナヤ・ツングースカ,ベルフニャヤ・ツングースカは,17世紀以来,ロシア人の東方進出の主要ルートとして利用されたことで知られる。現在もミヌシンスク上流のオズナチョンヌイ以下の本流全域が可航で,海航船はエニセイの入江から440km上流のイガルカまで遡航する。…
※「ベルフニャヤ・ツングースカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」