世界大百科事典(旧版)内のベルベット・ステッチの言及
【キャンバス・ワーク】より
…15世紀にはフィレンツェで炎のようなジグザグ模様のフロレンティーン・ステッチが考案され,椅子張り,パネル,祭壇おおいなどに使われた。16世紀に西アジア製のじゅうたんの使用が盛んになると,それらを模倣して厚みの出るベルベット・ステッチが考案され,トルコ・ワークと名づけられて手刺しのじゅうたんが作られた。また細い毛糸でテーブル・クロスなども作られた。…
※「ベルベット・ステッチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」