世界大百科事典(旧版)内の《ベルンワルトの扉》の言及
【オットー美術】より
…工芸では,象牙細工は前代ほど重要でなくなり,金工がめざましい発展をとげ(《バーゼルの祭壇前飾》など),同時代ヨーロッパで最も高い水準に達した。ヒルデスハイム大聖堂の《ベルンワルトの扉》と青銅柱は,生き生きとした説話図像に満ちた青銅浮彫の傑作である。また木彫の《ゲロの磔刑像》(ケルン大聖堂)は,中世ヨーロッパの大彫刻の最も早い作例の一つとして,ひろく知られる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」