ベロット,B.(読み)べろっと

世界大百科事典(旧版)内のベロット,B.の言及

【カナレット】より

…画家自身も46‐56年に3回にわたってイギリスに滞在した。甥ベロットBernardo Bellotto(1720‐80)も都市景観図の画家として名高く,通称で同じくカナレットと呼ばれた。ベロットは47年にベネチアを去ってドレスデンに赴き,ウィーン,ミュンヘンを経て67年にワルシャワに定住,いずれの地でも王侯の愛顧をうけ,その都市の景観を描いている。…

【ベネチア派】より

…ジャンル的には,とくにベネチア派独自のものとして街景画(ベドゥータveduta)と肖像画をあげることができよう。ヤコポ・ベリーニ以来の人物より環境空間を重視する傾向は,一方ではジョバンニ・ベリーニ,ジョルジョーネ,初期のティツィアーノという抒情的な理想郷的風景表現の系譜となり,他方でジェンティーレ・ベリーニやカルパッチョから18世紀のカナレット,ベロットに至る都市空間を明晰な遠近法で再現する街景画の系譜となって,近代的風景画の中に流れ込んでいく(この中でグアルディは街景画を非現実的な詩的幻想に転じたことで異色の存在である)。一方,肖像画は,ジョバンニ・ベリーニやアントネロ・ダ・メッシナからロット,ティツィアーノ,ティントレットに至る伝統が,濃密な生動感と鋭敏な精神性をたたえた近代的肖像画の源泉として輝かしい光彩を放っている。…

※「ベロット,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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