ベンダ,G.(読み)べんだ

世界大百科事典(旧版)内のベンダ,G.の言及

【ドイツ音楽】より

…さらにモーツァルトやウェーバーは,ドイツ語の地の独白や対話を織り込んだジングシュピール《後宮からの誘拐》や,ドイツ・ロマン主義オペラ《魔弾の射手》を創造した。カンタービレな歌にのらないドイツ語の特性を生かそうとする方向は,ゴータの宮廷で活躍したチェコ人ベンダGeorg Benda(1722‐95)のメロドラマや,またシェーンベルクのシュプレヒシュティンメにも見られる。 しかしドイツ語とドイツ音楽の結合の最大の成果は,シューベルトによって確立され,シューマン,ブラームス,H.P.J.ウォルフと続くドイツ・リートの世界である。…

※「ベンダ,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む