世界大百科事典(旧版)内のベールプラッカーの言及
【紡績機械】より
…(1)混打綿機 原綿(原料綿)は種類が多く,かなり圧縮された状態で輸送されるので,これを解きほぐし(開繊),塵埃(じんあい)などを除き,かつ異種原綿を混合(混綿)してシート状のラップを作り,あるいはカードへ繊維を空気輸送するための一連の機械。(a)原綿をスパイクにひっかけて持ち上げ,これをはたき落として開繊,混綿するホッパーミキサー(図1-a),あるいは各種原綿を並べておき,それぞれプラッキング装置で下のコンベヤに繊維をかき落として混綿するベールプラッカーなど(この機械では層状にはがした各種原綿を積み重ねて供給する必要がない)。(b)空気で繊維塊を移動させながら回転金属片で打ち砕くスーパークリーナー(図1-b)およびローラーで把持した繊維塊をビーターで打ち砕くラティスフィーダーなど。…
※「ベールプラッカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」