ペイライエウス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペイライエウス」の意味・わかりやすい解説

ペイライエウス

「ピレエフス」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のペイライエウスの言及

【倉庫】より

…古代ギリシアでは,オリュンピアやデルフォイのような著名な神域に,各都市国家が寄進した宝庫があるが,これらは通例小型の神殿形式をとっていた。また建築家フィロンPhilōn(?‐前310)がペイライエウスPeiraieusに造った武器庫(前4世紀)は,間口16.5m,長さ120mに及ぶ石造の大建造物で,内部は3廊に分かたれ左右の廊は二階建てとし,アテナイ海軍の船具類を収蔵していた。古代ローマでは,ローマ市やオスティアにホレウムhorreumと呼ばれる大規模な倉庫建築があり,列柱廊のある中庭を囲んで,幅が狭く奥行きの深い多数の室が並べられていた。…

【ピレウス】より

…ギリシアの首都アテネの南西約8kmにある港市。ピレウスないしピラエウスはラテン語読みで,現代ギリシア語ではピレエフスPiraiévs,古代ギリシア語ではペイライエウスPeiraieus。人口17万(1991)でギリシア第3の都市。…

※「ペイライエウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」