世界大百科事典(旧版)内のペシッタの言及
【聖書】より
…〈預言者〉の公認タルグムは〈タルグム・ヨナタン〉といわれる。シリア語訳は,後1~2世紀にパレスティナから東方に持ち込まれ,長期の改訂を経て,〈ペシッタ〉(〈単純〉の意)といわれる公認旧・新約聖書シリア語訳が後5世紀に完成した。このほか,フィロクセヌス版は新約に《詩篇》を付したもの,シロ・パレスティナ聖書と西方アラム語訳は,パレスティナの西方アラム語の方言による訳。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」