世界大百科事典(旧版)内のペテルゼンコイルの言及
【中性点接地方式】より
…また事故時に流れる電流の大きさも変わる。初期のころは非接地から出発し,1910年代にドイツのペテルゼンW.Petersenが事故電流を打ち消すような大きさの接地インダクタンス,すなわちペテルゼンコイルを発明し,この方式も用いられたが,送電電圧の上昇とともに絶縁上過電圧を押さえるためできるだけ小さいインピーダンスで接地する直接接地方式が採用されるようになった。一線接地時の電圧上昇がある一定値(1.3~1.4倍)をこえないように接地が行われている系統を有効接地系統という。…
※「ペテルゼンコイル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」