世界大百科事典(旧版)内のペルシクム系の言及
【シクラメン】より
…塊茎を有するサクラソウ科の球根植物。和名はカガリビバナ(篝火花)。かつては英名を直訳して,ブタノマンジュウともいわれた。シリアからギリシア原産で,18世紀にヨーロッパへ紹介されてから温室草花としての改良が進み,19世紀末ごろより今日見られる大輪系の品種が生まれた。基部に扁球状の塊茎があり,長柄のある心臓形葉を根生する。葉面には銀白色の模様がある。秋より春へかけて,塊茎から群がり立つ高さ15~20cmの花茎上に,5裂し裂片が反転する花を単生する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」