ペンジイル・プレイス(読み)ぺんじいるぷれいす

世界大百科事典(旧版)内のペンジイル・プレイスの言及

【超高層建築】より


[ポスト・モダニズム]
 第2次世界大戦後の超高層建築の多くは,四角い箱とガラスのカーテンウォールによって表現され,都市のスカイラインを構成してきた。このような中にあって,アメリカのP.C.ジョンソンとJ.バーギーは,1973年,IDSセンターをミネアポリスに,76年にペンジイル・プレイスをヒューストンに完成させ,さらに78年,AT & T本社ビル(ニューヨーク)の計画を発表することによって,ポストモダニズムのデザインの先駆けとなった。これら一連の超高層建築は,林立する超高層群の中で,その存在を誇示するかのように平面形を幾何学的に処理し,頂部,胴,基盤の各部の表現方法の基調を1930年代のスカイスクレーパーに求めており,そしてこれらの表現方法を現代の素材と,高度に発達したコンピューターの構造解析により具現化させたものであった。…

※「ペンジイル・プレイス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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