世界大百科事典(旧版)内の《ペーター・スクウェンツ先生》の言及
【グリューフィウス】より
…すべての作品は〈規範詩学〉の枠の中にありながら,初期より鋭くしかも重厚な言葉で,特にアレクサンドラン詩行にあっては,生と死,運命の浮沈,歓喜と苦悩などの対立をとらえ,詩語と比喩・寓意表現の豊かさをもって,新たに始まったドイツ語文学の基礎を築いたといえる。また喜劇《ペーター・スクウェンツ先生》(1650年成立とされる)はしばしば上演され愛好された。【轡田 収】。…
※「《ペーター・スクウェンツ先生》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」