世界大百科事典(旧版)内のホイーラー=ハワード法の言及
【アメリカ・インディアン】より
…土地と文化を奪われつつあった西部の諸部族は,救済を宗教に求め,ゴースト・ダンスやサン・ダンスやペヨーテ信仰が流行した。(2)部族文化の復活と民族自決(1930‐90年代) 1934年にニューディール政策の一環として制定されたインディアン再組織法(ホイーラー=ハワード法)により,個人割当制が廃止され部族自治と部族共有制が復活されて,ようやく土地の喪失に歯止めがかけられた。さらに各部族に回転資金や教育資金が交付され,経済的向上や教育の改善や伝統文化の復活がはかられた。…
※「ホイーラー=ハワード法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」