ホフマン,M.(読み)ほふまん

世界大百科事典(旧版)内のホフマン,M.の言及

【再洗礼派】より

…この派は思想的には折衷的でフート的要素もスイス兄弟団的要素ももっていたが,財産の共有を基盤とした共同生活を営み,平和主義に徹して,この地の他の教派がすべてとだえた後も存続し,その後裔は今日も北アメリカにフーター派兄弟団として存在している。(4)メルヒオル・ホフマンMelchior Hoffman(1500以前‐1543)に始まるメルヒオル派 ホフマンは,間近い終末,それに先立つ帝国都市当局による背信者の根絶,その後に立てられる神の国の黙示録的預言によって,ストラスブールを拠点として絶大な影響力を北ヨーロッパ特に東フリースラントとネーデルラントで発揮した。ミュンスター再洗礼派王国もこの派の影響を強く受けている。…

※「ホフマン,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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